シルバーアクセショップ -ZORG- 上野アメ横本店
2011.2.24 皆さん、ご無沙汰しております。
HOLY GRAVE製作秘話、昨年11月21日から更新されておりませんでした。
昨年12月中旬にはこれからご紹介する、キャスト前ワックスとキャスト吹き上がりが上がってきましたが、忙しさにかまけて今になってしまいました。
さてこれが前回ご紹介しましたゴム型からとった、ワックスです。3個同じものです。必要な個数分、ゴム型を元にワックスを作り、それをキャストするわけです。
ロゴ部分も、前回紹介した原型に忠実に再現されています。
特にこの裏面、まんま-ZORG-マークが再現されているのがわかります。
そして下の画像が、そのワックスをキャストした状態のものです。シルバー950でふいているのですが、キャスト上がりは白っぽく表面がざらざらしています。
後ろには湯口(地金を流し込む道筋)をきった後がそのまま残っています。
裏面の刻印箇所もこのように再現されていますが、磨き前なので、シルバージュエリーには見えませんね。
そして、湯口を完全に取り除き、磨き上がりの製品化されたもの(商品)は、携帯版ですと画像がこれ以上掲載できないようです。近日中に商品アップしますので、お楽しみに。店長日記で1枚のみ掲載しております。http://zorg.ocnk.net/diary 2011.2.25
2010.11.21 ゴム型が上がってきました。これがゴム型です。
原型に湯口(ワックス、地金を流し込む時に必要)を付け、特殊ゴムで覆い、固まったらゴム切り職人により、半分に切り分けられます。
原型を取り出すとゴム型の完成です。量産するには、ここの部分からワックスを流し込みます。
ぱかっとあけると原型そっくりのワックスが出来上がります。わかりずらいかもしれませんが、-ZORG-マークが見えると思います。
ゴム型は結構忠実に原型を再現します。こちらはholy graveのロゴの一部が見えると思います。
出来上がったワックスを石膏で固め、火をあてるとワックスが溶け出し、その石膏に地金を流し込むというわけです。
石膏を割ると地金で成型された吹き上がり状態の商品が出来上がります。湯口を切り、磨き上げれば完成です。
次回は、その吹き上がりの状態をご紹介します。 2010.11.21
裏面刻印が上がりました。 -ZORG-のホールマークと-ZORG- 2011、シルバー950を使用するにあたって、950と刻印しました。
レーザーでの彫刻はとても綺麗で忠実に入ります。
一応年内には商品化できますが、2011年モデルということで、2011と刻印しました。
これからこれを元にゴム型を作ります。 そのゴム型にワックスを流し、キャストするわけです。
製品になった場合、原型よりも5%ほど縮みがでます。通常それを見越して原型を製作します。
この原型も画像で見るとシンプルなのにごつい感じがありますが、製品になった場合、程よい感じになると見越しています。 次回はそのゴム型をご紹介します。2010.11.12
新作リングを製作するにあたって、随時その進行状況をお伝えしていきます。
今、手がけているものは、むかし、ロゴスタンプリングを作成しようと数点の原型を作ったところ、その時点では保留になった原型で、ここに来て商品化することに決まったものです。
当時は、もっとシンプルなものをリリースしました。
何年か眠っていたこの原型、今になって発表しようということで、これから裏面にレーザー刻印の発注をするところです。 原型状態なので、まだ、磨きが入っておらず、半つや消し状態になっていますが、これが原型、命です。
これから裏面にレーザー刻印し、(昔は刻印スタンプでの手刻印だった) OKであれば、ゴム型成型に移ります。
その状況を、逐一ここでご紹介していきます。 2010.11.5